コラム

やりたい仕事と向いている仕事、どっちを選ぶべき?20代の転職で後悔しない職種選びの基準

「せっかく転職するなら、本当にやりたい仕事に挑戦したい」

「でも未経験だし、自分に向いている仕事を選んだほうが失敗しないのでは?」

転職を考える20代・第二新卒の方から、このような相談を受けることは少なくありません。

 

特に社会人経験が浅い20代では、「好きなことを仕事にするべきなのか」

「自分が活躍できる仕事を選ぶべきなのか」で迷ってしまう方が多くいます。

結論から言うと、大切なのは「やりたい仕事」か「向いている仕事」かの二択で考えないことです。

 

自分に合った仕事を見つけるには、それぞれの特徴を理解したうえで、

両方が重なるポイントを探していくことが重要です。

 

 

「やりたい仕事」と「向いている仕事」の違い

まずは、それぞれの意味を整理しましょう。

■やりたい仕事=『興味や憧れ』がある仕事

やりたい仕事は、「興味がある」「楽しそう」「挑戦してみたい」という気持ちから選ぶ仕事です。

モチベーション高く始められることが大きなメリットです。

一方で、注意したいのは、仕事は好きなことだけで成り立っているわけではないという点です。

 

例えば、

・SNSを見ることが好きだからマーケティングをやりたい

・人と話すことが好きだから営業をやりたい

と思っていても、実際には、

・数字分析や資料作成

・地道な改善作業

・目標達成に向けた振り返り

など、表からは見えにくい仕事も多くあります。

憧れていた部分だけを見て選ぶと、

入社後に「思っていた仕事と違った」とギャップを感じてしまうことがあります。

 

■向いている仕事=『自分の強み』を活かせる仕事

向いている仕事とは、自分の性格や能力を活かして成果を出しやすい仕事です。

例えば、

・人より早く資料作成ができる

・相手の話を聞くことが得意

・細かい確認作業が苦にならない

など、本人にとっては当たり前にやっていることが、

仕事では大きな強みになることがあります。

向いている仕事は成果につながりやすいため、

「周りから評価される」「任される仕事が増える」という経験を積みやすい点がメリットです。

ただし、興味が全く持てない仕事の場合、長期的にはやりがいを感じにくくなる可能性もあります。

20代の転職で後悔しない仕事選び3つの基準

では、実際にどのような基準で仕事を選べばよいのでしょうか。

①華やかな部分ではなく「地味な作業」まで想像する

本当にやりたい仕事か判断するためには、その仕事の裏側を見ることが大切です。

例えば、

マーケティングなら、

・広告数値の確認

・データ分析

・改善案の作成

営業なら、

・事前準備

・メール対応

・失注理由の分析

など、成果を出すためには地道な作業が必ずあります。

その仕事の華やかな部分だけではなく、

「毎日の大半を占める作業も続けられそうか」を考えてみましょう。

そこに納得できるなら、その仕事はあなたにとって本当に挑戦したい仕事である可能性が高いです。

 

②過去の経験から「自然にできること」を探す

社会人経験が浅い20代でも、必ず強みはあります。

例えば、

・アルバイトで新人教育を任された

・周囲よりミスなく作業できた

・お客様からよく感謝された

こうした経験には、あなたが無意識に発揮している能力が隠れています。

転職相談でも、「自分には強みがない」と話す方は多いですが、

話を深掘りすると本人が気付いていない強みが見つかるケースは少なくありません。

その強みを活かせる仕事は、未経験からでも早く成果を出しやすく、

結果的に仕事への自信につながります。

 

③やりたい仕事に近づけるステップがあるかを見る

「やりたい仕事だから」という理由だけで、

いきなり未経験職種へ挑戦することが必ず正解とは限りません。

特に20代前半の場合は、まず自分の強みを活かせる環境で経験を積み、

そこから希望する仕事へ近づける方法もあります。

例えば、

1.営業職で顧客対応力を身につける

 マーケティング職へキャリアチェンジする

 

2.販売職でコミュニケーション力を磨く

 人事・採用職へ挑戦する

というように、経験を積みながら理想のキャリアへ近づいていくこともできます。

 

 

未経験転職では「成果が出ると仕事が好きになる」という考え方も大切

転職相談をしていると、「最初から好きな仕事を見つけなければいけない」と考えている方が多くいます。

しかし実際には、仕事を好きになるきっかけは「興味」だけではありません。

・周囲から感謝された

・目標を達成できた

・自分の成長を実感できた

こうした成功体験から、後から仕事へのやりがいや愛着が生まれるケースも多くあります。

 

最初は「向いているかわからない」と感じていた仕事でも、

成果を出せるようになることで「この仕事を続けたい」と思えるようになることもあるでしょう。

まとめ:やりたい仕事と向いている仕事の重なる部分を広げよう

20代の転職では、「やりたい仕事」か「向いている仕事」かを決めきる必要はありません。

大切なのは、

・やりたい仕事の現実を知る

・自分の強みを理解する

・今の自分が成果を出せる環境を選ぶ

ということです。

 

最初から完璧な仕事を探すのではなく、

経験を積みながら「やりたい」と「向いている」の重なる部分を少しずつ広げていくことが、

長く活躍できるキャリアにつながります。

 

もし、

「自分に向いている仕事がわからない」

「未経験から挑戦できる仕事を知りたい」という方は、

第三者から客観的な視点でアドバイスをもらうこともおすすめです。

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