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転職先を探していると気が付くかもしれませんが、
実は「営業職の求人が圧倒的に多い」です。
求人が多いこともあり、「転職しやすそう」
「自分でもできそうだな」と、思うこともあるでしょう。
ただ、なぜ営業職の求人が多いのでしょうか?
また、本当に転職しやすいのでしょうか?
気になる疑問を解消していきましょう!✨️
厚生労働省が令和5年5月に発表した「一般職業紹介状況」によると、
営業職の有効求人倍率は「2.12」。
※有効求人倍率とは、求職者1人に対して何件の求人があるかを示す数値のこと。
現在の営業求人は1人あたり2.12件存在し、求職者よりも求人数の方が2倍ほど多いという状況です。
事務職が「0.31」なので、営業職の求人数は多いと言えるでしょう。
なぜ営業職の求人が多いのかというと、
営業職は基本的にどの企業にも必要な職種であるためです。
営業がいなければ、
企業がどれだけ素晴らしい製品サービスを考え、
作り出すことができたとしても世の中に広めていくことはできません。
自社の製品やサービスが周知されなければ、結果的にモノは売れず、
利益にもつながらないのです。
このように、営業職は企業にとって収益を与えてくれる存在であるため
どの企業においても「いくらいても良い存在」として捉えられる傾向のため、
求人数が多くなっていると考えられます。
もちろん、企業や業界にもよりますが、
求人数が多い分、転職が成功する可能性は高いと言えるでしょう!
また、営業職は比較的離職率が高い傾向があります。
企業によるため一概には言えませんが、
「ノルマが厳しい」「休みが少ない」「勤務時間が長い」といった、
営業職ならではの辛さによって離脱していく人も多い職種です。
人の入れ替わりが激しいため、すぐにポストが空くという状況になっているのです。
最近では「経験問わずにやる気があればOK!」という熱意を買ってくれる企業が多いので、
チャレンジのしやすさも転職がしやすいと言える理由になります。
① 収入のことしか書いていない求人は注意!!
仕事を探す上で「給与」は非常に重要な部分ですが、
通常、求人に前面的に押し出すのは給与よりも
「仕事内容や求める人材」についてです。
しかし、離職率の高い企業の場合はまず応募者が食いついてくれそうな給与の面を押し出す傾向があります。
② 募集内容が曖昧
「みんなで頑張ろう!」など、ざっくりとしたことしか書かれておらず、
仕事内容も基本的に簡素な書き方をしている企業も注意してください。
「それで、どういう仕事なんだろう」と疑問に思うような求人は注意しましょう!
誠実な企業であれば「具体的な業務内容の説明」によって、
両者に齟齬が起きないよう配慮をしてくれます。
そのような企業は厳しいこと、難しいこともある程度伝えた上で、
求職者側に選択を委ねてくれるものです。
曖昧で口当たりの良い情報に終始するような企業には注意をして下さいね。
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営業は、すぐに結果が出る仕事ではありませんし、
少ながらずノルマや目標を目指す仕事でもあるので、それだけの苦労があります。
ただ、その苦労に対する報酬への反映が大きくなる職種ではありますし、
現在は未経験からでもサポート体制が整った企業が多いです。
事前に求人内容をしっかりと確認したり、職種への理解を深めることで、
入社後のミスマッチを減らすことができるでしょう!
様々な企業を比較検討することが大切です!