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”今の会社を辞めよう”と決意したものの、どんな手順で、何から始めたら良いのかがわからない、、、
そんな悩みをよく聞きます。
転職や次のキャリアへの方向転換を行う際、『退職』は避けては通れないステップです。
しかし、退職の際の手順を誤ると、トラブルが発生したり、
希望のタイミングで退職することができない可能性もあります。
今回は退職を決意した方が『円満退社』ができるように、
正しい手順とマナーを紹介していきたいと思います!
退職を決意したら、まずは準備が必要です。
以下の4ステップで誠実な対応を心がけましょう。
退職の意向を伝えるのは遅くても『退職希望日より1ヵ月半から2か月前』がベストと言われています。
業務の引き継ぎや、採用活動を行う場合もあるため、1週間前や2週間前など急すぎる退職はマナー違反です。
お世話になった方へ感謝を伝えながら前もって相談するようにしましょう。
会社によって、提出しなくてもよいケースはあるものの、
基本的には退職願に希望退職日などを記入し、上司に提出します。
また、「退職願」は退職の意向を伝えるためのもので
「退職届」は退職することが確定したのち、退職を会社に対して届け出るための書類を指すため、
その点も注意しながら書類を提出しましょう。
自分の後任が決まっていたら事前にスケジュールを組み、少しずつ業務の引き継ぎをしていきましょう。
また引き継ぎもスムーズに行えるよう、あらかじめ書類をまとめたり準備しておくことが大切です。
退職日1ヵ月前になったら取引先の企業様などに挨拶をし、自分の退職を伝えると共に後任の紹介も一緒に行います。
接客業の方は、普段からお世話になっているお客様などに、
これまでの感謝と共に退職の旨を伝えましょう。
※直接挨拶に伺えない距離にいる人や、スケジュールが合わずに直接伝えられない場合にはメールで伝えます。
退職後も良好な人間関係を維持するために、以下のポイントを押さえましょう!
後任者がスムーズに業務を引き継げるよう、マニュアル作成や口頭説明を丁寧に行いましょう。
これにより、取引先や職場にも迷惑がかからなくなります。
最後の日まで誠実に働く退職が決まったからといって手を抜かず、
最後まで全力で仕事に取り組む姿勢が評価されます。
退職後も良好な関係を築くことができるでしょう。
感謝の意を伝えるお世話になった上司や同僚に対して、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。
メールや手紙での挨拶も効果的です。
退職する際にトラブルになりがちなのが退職の意思を伝えるタイミングです。
急な退職となると引き継ぎが間に合わない等、会社側に大きな迷惑がかかるため、
余裕をもって行動することが大事になります。
また退職を伝える際もなるべく上司と直接話し、いきなり辞めると言い放つのではなく
「まずは相談」という形で伝えられると良いでしょう。
周囲に人のいる場所でいきなり退職の話をするのはマナー違反となりますので気をつけてください。
退職は人生の大きな転機であり、適切な準備と手順を踏むことで、スムーズに次のステップへ進むことができます。
退職する際のやりべき事や注意する点はいくつかありますが
適切に対処することで円満に退社でき、新たなスタートも切れることでしょう。
事前に退職までの流れを把握し、お世話になった会社への感謝を忘れず、
必要な手続きや仕事を行って円満退職を目指しましょう。