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「ポータブルスキル」とは、特定の職種や業界に依存せず、
どんな職場でも応用できる汎用性の高いスキルのことです。
転職や異業種へのキャリアチェンジが当たり前となった今、
このスキルの重要性がますます高まっています。
具体的には以下のようなスキルがポータブルスキルに該当すると言われています!
・コミュニケーション力(上司・同僚・顧客との円滑な関係構築)
・課題解決力(問題を見つけ、改善に向けた行動をとる力)
・計画力・実行力(計画を立ててやり抜く力)
・チームワーク(周囲と協力しながら成果を出す力)
・論理的思考力(物事を筋道立てて考える力)
・柔軟性・適応力(新しい環境や変化に対応する力)
これらのスキルはどんな業界・職種でも必要とされるため、
たとえ「未経験の職種」であっても、
ポータブルスキルを軸にアピールができれば、
自信を持って面接に臨むことができるでしょう!
これまでの転職では、
「職務経験」や「業界の知識」が重視される傾向がありました。
しかし最近は、人手不足の影響や、働き方の多様化によって、
ポテンシャル採用や未経験採用の枠が拡大しています◎
企業側も「この人なら新しい環境でも活躍できそうか?」
という観点で人材を見ており、
ポータブルスキルが評価されるシーンが増えているのです!
例えば営業職の場合、人と接するスキルが求められるため、
販売職やサービス業の経験者は培ってきたコミュニケーション力や、
店舗の課題を解決する力などのポータブルスキルをアピールすることができます。
異業種転職を考える人にとって、
ポータブルスキルは「自分の武器」となるでしょう!
ポータブルスキルを面接でうまく伝えるには、以下の3点を意識することが重要です。
→「コミュニケーションが得意です」と言うだけでは不十分です。
「どんな場面で、どんな工夫をし、どう成果につながったのか」を具体的に伝えることが大切です。
→未経験職種であっても、「このスキルは■■のような場面で活かすことができるため、●●職でも力を発揮できる」
と具体的なエピソードを交えて言い切ることで、説得力が増します。
→「売上を○%改善」「顧客満足度アンケートで90点以上」など、
定量的な評価は説得力を高めるため、具体的なエピソードの中に取り入れましょう。
例1:コミュニケーション力を活かして顧客対応していた場合(販売職から営業職へ)
「前職ではアパレルショップで販売スタッフとして勤務していました。
お客様のニーズをヒアリングしながら提案する接客を心がけた結果、
月間個人売上1位を3ヶ月連続で獲得しました。
この経験を通して、お客様と信頼関係を築く力や、ニーズに合わせて柔軟に対応する力が身についたと感じています。
これらは営業職でも大いに活かせると考えています。」
例2:仕事の丁寧さを意識していた場合(飲食店から事務職へ)
「飲食店のアルバイトとして、日々の売上集計や在庫管理を任されていました。
数字のチェックやミスのない記録を心がけ、月末の在庫差異を0にできたことで、店長からも信頼されていました。
事務職では正確さや報連相が求められると聞いておりますが、
この経験を活かし、コツコツと丁寧な仕事を心がけていきたいと考えています。」
例3:業務効率化を意識していた場合(販売職からITエンジニア職へ)
「前職では販売職として接客を担当していましたが、顧客管理のためのExcel関数やマクロを独学で学び、売上管理表の効率化を提案しました。
チームでもそのフォーマットが活用されるようになり、作業時間が大幅に短縮されました。
現在もプログラミングを学習中で、IT分野への強い関心と、課題解決力を活かして貢献したいと思っています。」
「経験がないから不安」「自分にはアピールできることがない」
そんな悩みを持っている方こそ、ポータブルスキルに目を向けてみてください。
自分には見えていない強みや、アピールポイントを見つけることができるかもしれません!
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